機能紹介・一覧

NCVIEW 製品別 対応機能一覧

○=標準機能 OP=オプション機能 -=なし

機能 \ 製品             NCVIEW Neo NCVIEW MC3 NCVIEW TURNwatch NCVIEW TOOLwatch
工具軌跡表示
ソリッド切削
回転軸対応
対応軸数 3軸
対応軸数 4軸以上
旋削 OP
穴加工チェック
穴加工位置検証
工具・ホルダ干渉チェック OP OP
モデル比較 OP OP
拡張測定 OP
工具長最適化 OP
複数ファイル自動運転 OP OP
切削負荷解析 OP OP OP
マクロデバッガ OP OP OP
機械構造物シミュレーション OP OP OP OP
3次元図面重ね合わせ OP OP OP OP
ネットワークライセンス OP OP OP OP

機能紹介

○=標準機能 OP=オプション機能 -=なし

主な標準機能

検証・表示
  • 最大6画面ビューウィンドウ分割
  • 種類別軌跡表示
    (工具、座標系、固定サイクル等)
  • 2次元図面比較

  • プログラム番号一覧、頭出し実行

  • 任意ブロックから実行

  • シミュレーション停止条件選択
  • 任意ブロックにブレークポイント設置
  • オプショナルスキップ、M00/M01停止

  • ワーク・軌跡仮想断面表示

  • NCデータと工具軌跡の相互リンク  等

レポート出力
  • 工程表の自動作成
     全工程をシミュレーション前に確認可能
      ・使用工具番号、寸法情報
      ・補正、回転数、送り速度
      ・早送り、切削距離
      ・加工時間
      ・Z最小

  • 工具切削履歴レポート
  • 軌跡やワークのピックによる加工情報レポート

  • 工具軌跡DXF出力

  • 穴加工レポート  等

アラーム検出
  • NCデータのフォーマット不正検出

  • 円弧の始終点半径不一致検出

  • サブプロ深さ制限チェック

  • 径補正中の切り込み過ぎ検出

  • 径補正中の平面切り替え不正検出

  • 径補正の円弧スタートアップ不正検出

  • タップ加工時の下穴あけ漏れ・深さチェック

  • ランピング加工時の最大角度越え

  • ノーズR補正中の不正検出  等

旋削

仮想刃先での加工でノーズR補正に対応したシミュレーションが行えます。
NCVIEW Neoでは旋削オプションの追加によって、旋盤はもちろん複合加工の切削シミュレーションまで可能になります。

特に複合加工は工数削減や精度向上などのメリットがある一方、プログラムの複雑化による加工ミスや事故リスクも高いため、シミュレーションによる事前検証が特に重要となります。

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複合加工(画像元:NCVIEW Neo)

▲NCVIEW Neoに旋削オプションを追加すれば、ミリングだけでなく旋削含めての多軸加工検証が可能になります。
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立形旋盤(画像元:NCVIEW Neo)

▲立形旋盤のシミュレーションにも対応します。旋回中はワーク突起部やチャック爪なども回転体となります。工具・ホルダ干渉チェック(オプション)と合わせればアタッチメント干渉なども検証できます。
 
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OP

穴加工チェック・穴加工位置検証

見逃しやすい穴あけ漏れなどの加工ミスを、自動的に一括検証する機能です。
穴加工情報をレポート出力できるほか、図面(DXFデータ)を重ねて穴位置ズレも検証できます。

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穴加工チェックによるタップ下穴あけ漏れ特定(画像元:NCVIEW Neo)

▲穴加工情報を一覧で表示します。下穴あけ漏れ、下穴深さ不足によるタップエラーなども検出できます。
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穴位置検証による穴位置ズレ特定(画像元:NCVIEW Neo)

▲穴位置に異常があれば、加工箇所・図面の穴位置とブロックがハイライトされるため、効率的に原因を特定・改善できます。
 
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工具・ホルダ干渉チェック

機械加工で最も回避すべき干渉トラブルを検証できる機能です。
工具・ホルダに対するワーク・治具との干渉を精密にチェックし原因を特定できるため、事故を未然に防ぐことができます。

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工具・ホルダ・ワーク・治具の干渉チェック(画像元:NCVIEW Neo)

▲干渉時はエラー停止してメッセージを通知し、加工部分やツールパス、 NCデータブロックを強調表示します。
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治具と工具主軸の干渉(画像元:NCVIEW Neo)

▲機械構造物シミュレーション(オプション)を追加すれば、治具と工具主軸の干渉といった、機械構造物含むあらゆる干渉チェックが可能になります。
 
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OP OP

モデル比較

切削後モデルと製品モデル(STLデータ)を3Dで重ねて比較し、削り過ぎや削り残しがないかを視覚的に検証できる機能です。検出された切削箇所をクリックすることで、該当するNCデータブロックや使用された工具番号と工具姿勢、フィレットRといった詳細情報も確認できます。

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切削モデルと設計モデルの3D重ね合わせ比較(画像元:NCVIEW Neo)

▲削り過ぎ・削り残し量は検出許容値を複数設定でき、許容値ごとに色分け評価できます。
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切削モデルと図面の重ね合わせ比較(画像元:NCVIEW TURNwatch)

▲NCVIEW TURNwatchでは、切削後モデルと図面(DXFデータ)を重ねて比較し、削り過ぎ・削り残し評価が行えます。
 
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OP OP

拡張測定

モデルの寸法を正確かつ簡単に測定できるようになる機能です。
モデルの厚みや空間距離(溝やポケットなどのスペース)を、1クリックで面直方向に測定できるようになります。

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モデルの厚み・空間距離の測定(画像元:NCVIEW Neo)

▲円弧状の厚みなども算出します。視点を変えても見えにくい内側面クリックの手間を省きます。
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平面角度、辺間距離の測定(画像元:NCVIEW Neo)

▲要素間(平面・辺・点)の距離や切削角度も測定できます。
 
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OP

工具長最適化

ワークだけでなく治具まで考慮して、工具ホルダが干渉しないギリギリの突き出し量(工具長)をレポート出力し、算出結果を工具設定ファイルに適用できます。
工具のたわみやブレによる加工精度低下を改善します。

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工具長最適化(画像元:NCVIEW Neo)

▲衝突が心配で工具を長めにセッティングしがちな同時5軸加工などで特に効果を発揮します。最適化前と後の工具長差もレポート出力します。
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工具長余裕量(画像元:NCVIEW Neo)

▲最も短い状態よりも少し長めにしたい場合、工具長余裕量設定により任意長さを加味した工具長で算出できます。
 
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OP

複数ファイル自動運転

シミュレーションを自動的に連続処理する作業効率化機能です。
検証したいデータが多数ある場合などで人間の手による作業工数を削減できます。

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複数ファイル自動運転(画像元:NCVIEW Neo)

▲あらかじめ設定しておいた順番に沿って、シミュレーションを自動実行し手動操作を省略できます。
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バッチ処理実行中

▲自動実行中の時間を別の作業や夜間の時間帯にあてるなど、効率的なシミュレーション運用が可能になります。
 
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OP OP

切削負荷解析

工具ごとの切削負荷(=1ブロック当たりの切削除去量)をグラフで表示する機能です。
切削終了後のモデル形状からは判断できないような、加工途中の切削量異常を検証しやすくなります。

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切削負荷解析でのグラフピック(画像元:NCVIEW Neo)

▲切削除去量を各工具ごとに色分けしてグラフ表示します。グラフをピックすれば切削箇所とNCデータのブロックを特定できます。
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仕上げ加工中の切削負荷特定(画像元:NCVIEW Neo)

▲例えば、切削量が一定となるはずの仕上げ加工時でグラフが突出している=切削量が異常に多い場合、「前工程での削り残し」や「ツールパス不正」といった原因の特定に役立ちます。
 
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OP OP OP

マクロデバッガ

NCVIEWが得意とする、マクロプログラムの正確なシミュレーションとデバッグが可能になる機能です。
下記のような機能を備え、内容解析・デバッグ作業に要する時間を大幅に短縮できます。

・G/Mコードによるマクロ呼び出し
・変数を用いた演算
・ネスト状態の参照
・IF文等の制御指令文や論理演算式処理
・ローカル・コモン・システム変数の一覧表示

ブロック実行によって変数値が変化した場合は赤文字で強調表示し、現在値だけでなく元の値も同時に表示します。

マクロ展開出力機能によって、マクロ機能に対応していないNCコントローラ用にマクロ文を展開した単純なNCデータを作成でき、変数値のチェックや他のコントローラにマクロを応用するといった運用も可能です。

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マクロデバッガウィンドウ

▲ローカル変数・コモン変数・システム変数の現在値を一覧表示できるほか、任意の変数や数式をウォッチに登録して値の変化を常に表示させておくこともできます。
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大型機械の動作・プローブ動作(画像元:NCVIEW Neo)

▲複雑なマクロを使用している大型機械や自動測定マクロのシミュレーションにも対応できます。そのほかロータリーエンジンのトロコイド曲線加工や、サイクロイド歯車加工などのマクロも精密に実行できます。
 
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OP OP OP

機械構造物シミュレーション

スピンドル・テーブル・センサー・軸受けなどの機械構造物を3Dモデルで定義し、実加工と同様な加工シミュレーションが可能になる機能です。
各軸のストロークオーバーや機械構造物間の干渉をチェックできるため、動作検証や機械加工トレーニングといった様々な場面に活用できます。

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機械構造物を含めた干渉チェック(画像元:NCVIEW Neo)

▲工具・ホルダ干渉チェックと組み合わせれば、機械構造物を含めたあらゆる干渉チェックが可能になります。
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工具早送り動作時の干渉をリプレイで確認(画像元:NCVIEW Neo)

▲リプレイ機能により、高速・微細動作中の視認しにくい干渉も、滑らかなアニメーションによって繰り返し確認できます。
 
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OP OP OP OP

3次元図面重ね合わせ

図面をワークに貼り合わせるかのように立体的に配置して比較し、異形状や穴位置ズレを確認できる機能です。
切削したワークを3Dモデルではなく図面との比較で見たいケースなどに役立ちます。

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DXFレイヤー毎の色分け配置(画像元:NCVIEW Neo)

▲ 図面(DXFデータ)を読み込み、マウス操作でスムーズに配置できます。ワーク断面を表示した状態で重ねることもできます。
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複数加工面の一括穴位置検証(画像元:NCVIEW Neo)

▲標準機能の穴位置検証と合わせることで、ワーク側面などを含めた穴位置の一括検証も可能になります。
 
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OP OP OP OP

ネットワークライセンス

「ライセンスを複数使用したい」「離れた場所のPCでも起動したい」といった運用の管理がしやすくなるようライセンスをフローティング化します。

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オフィスと工場の2箇所に分かれたネットワークライセンス使用例

 
通常のライセンスはキーを接続した特定のPCでNCVIEWを起動できますが、ネットワークライセンスではライセンス数の範囲内なら同ネットワーク上のどのPCからでもNCVIEWを起動することができます。
インストール数に制限はないため、使用する可能性のあるPCにあらかじめNCVIEWをインストールしておけば、契約したライセンス数を社内で効率よくシェアできます。
 
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OP OP OP OP

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